ちょっと昔

ゲーロゲロリ。

ちょっと昔、神社さんに地鎮祭を執り行なって貰った事があるであります。

　丁度今くらいの梅雨の真っ只中のことでありました。

地鎮祭前日もその前もずっと雨。

地鎮祭当日も暴風雨に近い雨の予報。

ママ殿は地鎮祭当日がとんでもない雨の予報なので、当日はどうしたら良いか神社さんに尋ねていたであります。

神社さん曰く、「当社の拝殿で地鎮祭を執り行い、雨が少しましになった頃合いを見計らって、現地でお清めを行います」と仰ったとの事。

ママ殿は神社さんに、それって神様的には大丈夫なんでしょうかと何度も聞いていたであります。

神社さんは「大丈夫です」と仰っていたそうであります。

ママ殿は、この物件は縁が無いのに手に入れようとしているのかなぁと呟いていたであります。

　で、地鎮祭当日の早朝に神社さんから電話が。

「晴れてますので予定通り1000時に現地にて地鎮祭を執り行います」との事。

「今から知り合いのところから、竹を貰ってきます」との事でありました。

あわてて、外に出てみると朝から梅雨時期とは思えない程の青空でありました、でも横風が強くて涼しいであります。

　0900時に物件の契約を早急に済ませ、不動産屋さんと、施工業者さんとで地鎮祭が行われる現地に向かったであります。

　既に神社さんが、地鎮祭の準備である竹を組み始めていたであります。

我輩達もそれを手伝ったであります。

それにしても立派な祭壇であります。

我輩、つい先日とある工場の地鎮祭を見ることがあったのでありますが、その地鎮祭の祭壇より数段、否、別格と思えるくらいの祭壇でありました。

　で、いよいよ地鎮祭が始まったであります。

宮司さんが開式の辞、修祓で祓詞を読み上げ、降神の儀にて祭壇に神様に来て頂く「オォー」と言う言葉を発し、献饌、祝詞奏上、四方祓、地鎮の儀、玉串奉奠、撤饌、昇神にて神様に御帰り頂き、神職退下により終了したであります。

　地鎮祭の最中も気持ちの良い横風が吹いていたであります。

そして、全ての予定が終わり家に帰って一息ついてると、ママ殿がこう言ってきたであります。

「地鎮祭の時、神主さんが”オォー”と言ったときに、それまで横から吹いていた風が、いきなり真上から強い風がふいてきた」と。

我輩、そんな風知らないであります。

ずっと、横から風が吹いていただけと伝えたであります。

しかし我輩、ある方から聞いたことがあります。

「地鎮祭で宮司が神さんを降ろす時に真上から風が吹き降りてきたら、神さんが降りた証」だと。

「近頃は形だけで、よう神さんを降ろさん神職が多い」と。

ということは、あの宮司さん本当に神さんを降ろしはったということであります。

それも、ママ殿に。

ちょっと涼しい梅雨時が続いていたので、地鎮祭での不思議な思い出話でありました。

ゲロゲロゲロゲロ．．．。

プーさんソーラーライト

くまのプーさんのソーラーライトを庭に設置しました。

充電が十分ではないけど、日が暮れてから点灯してみました。

ぼやーっと光っているけど、プーさんのシルエットが見えます。